2010. 03. 01
呼気中一酸化炭素濃度測定検査について その1
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禁煙治療で行う検査です。 タバコの煙の中には一酸化炭素をはじめ、ニコチンやタール、その他多くの発癌物質などが含まれています。 しかし喫煙によってこれらの有害物質がどの程度体内に吸収されているかは 喫煙本数のみでなく吸い方によっても異なってきます。 そこで健康保険による禁煙治療においては、有害物質の代表である一酸化炭素を 毎回の受診の際に測定する事が義務付けられています。 禁煙治療によりタバコを吸わずに経過するにつれて息に含まれる一酸化炭素濃度が減少するため、 毎回の測定値を比較することにより禁煙の効果の実感が得られ、 さらに禁煙を継続する事への励みになります。 検査方法:測定機に息を20秒ほど吹き込むだけで簡単に呼気中一酸化炭素濃度が測定できます。 費用:この検査は「標準禁煙治療プログラム」(保険適応)の中に含まれており、検査費用は発生しません。
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